【あるふぁもるとくらぶ】 第4号


  【あるふぁもるとくらぶ】 第4号
  だいぶお持たせしました。第4号です。旅行の後始末にてこずり、
  さらに、未読メールに苦しみましたが、ようやく一息つきました。
  急な寒さが体にこたえていないでしょうか?
  体のほうくれぐれも壊さないように。
  今回は先に行われました[モルトオフ]のたがさんのレポートをもとに、
  珍しいものの補足説明を中心にお送りします。
  
 まずはじめに、
 ※アードベック15年(オフィシャルボトル)
   これは、この単体としては、日本では未発売の物です。現在、発売されている
   ののは、17年、1978年ビンテージ、1975年、1974年、そして、
   プレミアム物として、プロバナンス(定価は10万です)があります。
   そういう意味で、珍しい味と、オフィシャルものとしてしっかりとした
   味があります。さらに、これはロンドン・ヒースロー空港の免税店で、買った
   物ですが、ラフロイグとパック販売されていたものです。
   これは、日本では考えられないセットです。なぜなら、この二つは日本での販
   売権の代理店が違う為に、こうはならないからです。
   この箱だけでも、価値ありの一品です。
   
 ※スコッチモルトソサエティ24.48 マッカラン12年
   1986年蒸留樽詰め 1998年瓶詰め  59.8%
 ※同じく 25.12 ローズバンク9年
   1989年蒸留樽詰め 1998年瓶詰め  59.4%
   共に、スコッチモルトソサエティのエディンバラ本部に訪問した時に、試飲し
   て手に入れた、日本未発売物です。そして、その比較材料として、元々あった
   2本も飲んでもらいました。それぞれの評価がまちまちで面白かったです。
   共に、いい味の物を選んできたつもりですが、事前準備が甘かったせいで、
   本格的なモルト選びが出来なかった事が悔しいです。
   来年はぜひ、今年よりは更にいい物を見つけてきます。
   余談ですが、この本部で対応してくれた人が、ナンバーだけで、すべての蒸留
   所を把握していました。当然かもしれませんが、すごかったです。
   
 ※クラシック・オブ・アイレイ(ラガヴーリン)
   これは、ラガヴーリン比較と言う事で出しましたが、このモルトは比較的多く
   のボトラーズにモルトを提供しており、様々な物ののみ比べが可能なモルトで
   す。しかし、他の物とは違い、その蒸留所名を表記しない物がほとんどです。
   なぜと問われて、正確な解答は出来ませんが、おそらくは、UD傘下のモルト
   はそういう形では表記させない形を取っているようです。その代わり、表記し
   なければ売ってもいいと言う契約があるかもしれません。
   実際ラガヴーリンだけでなく、多くの物がでまわっているようですが、UDが
   直接販売して言うもの以外には、表記がなされていないように思われます。
   はっきりとした事が分かり次第、後日ほうこくします。
 
 ※ロングロウ10年(オフィシャル)バーボンカスク
 ※ロングロウ10年(オフィシャル)シェリーカスク
    共に今年発売された限定モルトです。これは、スプリングバンクというモル
    トウイスキーのセカンドラベルの物で、元々希少価値が高い物とされていま
    した。珍しいと言うだけでなく、生産量が少数と言うのもその原因の1つで
    しょう。味は、シェリーカスクの方が甘いこくと風味があるのに対して、バー
    ボンカスクは、あっさりとしていて、こちらがロングロウのもとだと思われ
    ます。

今回はここまでにしておきましょう。残りは次回、解説します。

 ∫シングルモルト用語集
 今回は、上記に出ていたセカンドラベルについてです。
 セカンドラベル・・これは、銘柄ではなくて、ある蒸留所が、一般に販売してい
    る物とはまったく違った製法、あるいは条件をもとに、一つの商品を作り出
    し、その商品名の条件から外れた場合、新しい商品名をつける事によって、
    違う製品として販売されているものの事を言います。
    これには、大まかに2つのタイプがあります。たとえば、グレンフィディク
    とバルベニーのような関係です。これは、先にグレンフィデックがあって、
    その生産の増産の為に、蒸留所内の増設が不可能な為、隣の敷地に作られた
    のが、バルベニーです。グレンフィデックと同じモルト、水を使っているの
    にも関わらず、ほんの少しの距離の変化が、まったく別のウイスキーを誕生
    させてしまいました。現在では、まったく別の蒸留所扱いで、兄弟蒸留所と
    呼ばれています。この場合は、生産の増産を目的としていながら、違う場所
    で作る事により、別の物になり、必然的に2つになった物で、セカンドラベ
    ルとは呼びません。
    これに対しこのスプリングバンクとロングロウの場合は、共に生産は、スプ
    リングバンク蒸留所内で行われている為、ロングロウ蒸留所というものは存
    在しません。この場合は、スプリングバンクは、麦を乾燥させて麦芽にする
    際、ピートの量を少な目にしているのに対して、ロングロウは、ピートのみ
    を使って乾燥させる為、アイラモルトのようなピーティな香りがするのです。
    もともと、このロングロウの生産はここ10年ほどは生産されておらず、ま
    えに出されたオフィシャルの16年と若干のボトラーズから出された物だけ
    しかなく、最近までは幻のさけのような扱いになっていましたが、このたび
    の発売により、一般販売されました。ただ、数量が少数な為に、普通の酒販
    店には殆どまわらず、業界内だけの販売になった事は、少し不満な人がいる
    のも事実です。
    これ以外には、ミルトンダフとモストゥイーとか、クライヌリッシュとブロー
    ラなどがあり、またこの条件からは少し外れるものの、トバモリーとレダイ
    グなども、これにあたります。
    それぞれの細かい説明は、それぞれが出てきた時にでも書くとします。
    
  ということで、今回はこれまでです。旅行の報告は後日、一人旅行記でも書き
  ますのでそれをお楽しみにと言う事で・・・。(たのしみな人がいますか?) 
  でわ
         Mar sir leat!!
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良いウイスキーには、自然と時間、そして、人の心が必要である。
     malter

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